きょうのインデックスは・・・「桜座」
甲府の中心にある「桜座」(甲府市中央1丁目)。
お芝居やダンス、落語、音楽、そしてプロ・アマチュア問わず、様々なジャンルの公演が開催されています。
中に入るとまずカフェスペースがあります。こちらでもライブなどが行われます。
2005年に「桜座」が復活して今年で5年を迎えました。
復活・・・ということは?
「桜座」は、明治の始めから昭和にかけて、甲府で人気の芝居小屋として実在していました。
その当時は、人気の歌舞伎役者や芸人が多数出演し、大変多くの観客で賑わっていたということです。
当時の桜座の様子
明治から大正にかけて、甲府にはこのような芝居小屋がいくつかあったということですから、当時の芝居への人気が伺えますね。
しかしその後、庶民の娯楽も、人気は活動写真・映画へと移り変わり、芝居小屋はだんだん客数が減るようになしました。そして、ついに昭和5年=1930年、「桜座」は閉館することになります
昔の、芝居小屋が大変賑わっていた頃の熱気を今に伝え、甲府に、そして山梨に活気を取り戻そうと、5年前の2005年、NPO法人街づくり文化フォーラムや甲府商工会議所、舞踊家の田中泯さんらが中心となって75年ぶりに「桜座」を復活させました。
あくまでも実演にこだわり、“出演者VS観客”の“真剣勝負”の中から、映像などでは感じ取ることのできない“何か”を感じて欲しいと、様々なライブが開催されています。
この「桜座」、かつては、ガラス工場だったということで、その雰囲気も残された空間は、出演者と観客との距離がとても近く、芝居小屋と言えば、しっくりくる感じでしょうか?
この大きな扉の向こうに・・・。
この場所で出演者と観客の真剣勝負が行われています。
日本はもとより、世界で活躍するアーティスト・表現者がこの「桜座」を訪れ公演を行っています。
多くの出演者や観客に愛されている空間です。
石河アナも「桜座」へはお笑いや音楽ライブなどに出かけています。
出演者と観客の距離が近いので、息遣いを感じることができ、出演者と観客のやりとりなどから生まれる一体感が魅力ということです
桜座では、多くのライブで保護者同伴の場合、小・中学生は「無料」となっていて、学割などもあるそうです。
ぜひ若い皆さんが、一流や本物に触れて、たくさんの“影響”を受けて欲しいと思います
詳しくは「桜座」のHPをご覧になるか、電話でお問い合わせください。