2010年11月アーカイブ

きょうのインデックスは・・・「桜座」



甲府の中心にある「桜座」(甲府市中央1丁目)。
お芝居やダンス、落語、音楽、そしてプロ・アマチュア問わず、様々なジャンルの公演が開催されています。
1126-1.jpg 
1126-2.jpg 
中に入るとまずcafeカフェスペースがあります。こちらでもライブなどが行われます。

2005年に「桜座」が復活して今年で5年を迎えました。

復活・・・ということは?

「桜座」は、明治の始めから昭和にかけて、甲府で人気の芝居小屋として実在していました。
その当時は、人気の歌舞伎役者や芸人が多数出演し、大変多くの観客で賑わっていたということです。
1126-3.jpg 
当時の桜座の様子


明治から大正にかけて、甲府にはこのような芝居小屋がいくつかあったということですから、当時の芝居への人気が伺えますね。

しかしその後、庶民の娯楽も、人気は活動写真・映画へと移り変わり、芝居小屋はだんだん客数が減るようになしました。そして、ついに昭和5年=1930年、「桜座」は閉館することになりますthink


昔の、芝居小屋が大変賑わっていた頃の熱気を今に伝え、甲府に、そして山梨に活気を取り戻そうと、5年前の2005年、NPO法人街づくり文化フォーラムや甲府商工会議所、舞踊家の田中泯さんらが中心となって75年ぶりに「桜座」を復活させました。

あくまでも実演にこだわり、“出演者VS観客”の“真剣勝負”の中から、映像などでは感じ取ることのできない“何か”を感じて欲しいと、様々なライブが開催されています。


この「桜座」、かつては、ガラス工場だったということで、その雰囲気も残された空間は、出演者と観客との距離がとても近く、芝居小屋と言えば、しっくりくる感じでしょうか?

1126-4.jpg 
この大きな扉の向こうに・・・。

 
1126-5.jpg

1126-6.jpg 
この場所で出演者と観客の真剣勝負が行われています。


日本はもとより、世界で活躍するアーティスト・表現者がこの「桜座」を訪れ公演を行っています。
多くの出演者や観客に愛されている空間です。

virgo石河アナも「桜座」へはお笑いや音楽ライブなどに出かけています。
出演者と観客の距離が近いので、息遣いを感じることができ、出演者と観客のやりとりなどから生まれる一体感が魅力ということですhappy01

桜座では、多くのライブで保護者同伴の場合、小・中学生は「無料」となっていて、school学割などもあるそうです。
ぜひ若い皆さんが、一流や本物に触れて、たくさんの“影響”を受けて欲しいと思いますconfident

詳しくは「桜座」のHPをご覧になるか、電話でお問い合わせください。

インデックスは・・・「県民の日」



11月20日は県民の日です。

明治4年のこの日に、それまでの“甲府県”を“山梨県”と改めました。
山梨県のbirthday誕生日というわけです。今年で139歳になります。
1119-1.jpg 
 
1119-2.jpg

1119-3.jpg 
今年も記念行事が行われ、多くの人で賑わいましたhappy01


きょうはclock山梨県の歴史を紐解いてみましょう。

1867年、初代将軍・徳川家康から、15代徳川慶喜まで264年続いた徳川幕府は、時の天皇に政治の権限を返しました。(「大政奉還」「王政復古」)
この「大政奉還」の翌年1868年、天皇を中心とする明治新政府が誕生し、元号も慶応から明治と改められ、日本は近代国家としての路を歩み始めました。

そして、西欧列強に対抗できる近代的な中央集権国家を目指して、国内の藩の制度を廃して、全国に県が置く「廃藩置県」を行うこととしました。
1869年(明治2年)「甲斐府」が「甲府県」と改称。そして1871年(明治4年)に「山梨県」と改められました。


「廃藩置県」が行われた際に、明治政府が各県の名称を決めるとき、明治維新の戦いで朝廷側についた藩は旧藩名を県名として使用、一方、幕府側についた藩およびその他は、新しくその地域の郡名や、山・川などの名前を県名とするように方針がだされました。

当時の甲斐国は、徳川幕府の天領=直轄地であったため、藩の制度はなく、明治政府誕生に功績がなかったので、新しい名前とする取り扱いを受け、甲斐国の中心であった甲府が属していた「山梨郡」をもって県名としたといわれています。

明治維新で活躍した薩摩藩や長州藩・・・正式名称が鹿児島藩・山口藩なので、薩摩県ではなく鹿児島県、長州県でなく山口県になっています。


さて、 その「山梨郡」の由来ですが、一説によりますと「山梨郡」には、“ヤマナシの木”が多くあったことに基づくそうです。
“ヤマナシ”は現在、私たちが食べている、“梨”の原種とされ、樹高は3~6mで、春に白い花を咲かせます。実は直径三センチほどの大きさで、黄色または赤く熟しますが、固く酸味が強いので食用には向かないそうです。 

現在も、県内の山地に生育しています。実は、県立博物館の敷地内にもシンボルツリーとして植えられていますので、探してみてはいかがでしょうか。


県民の日には、県立博物館や県立美術館など県立施設の無料開放が行われます。
県立図書館では、「外国語による絵本の読み聞かせ会」や「本と親しむ図書館ツアー」「書庫開放」等も実施されます。
また、施設の無料開放を予定している市町村もありますので、それぞれのHPなどでご確認ください。

もっと山梨のことを知って、次の世代に誇れる豊かなふるさと山梨を築きあげていきたいですねhappy01

山梨県のHPには、山梨の歴史が詳しく掲載されています。

山梨県のホームページはこちらです。

きょうのインデックスは・・・「山梨禁煙週間」



先月のたばこの値上がりをきっかけにnosmoking禁煙を考えたり、禁煙を始めたりした方は多いのではないでしょうか!?

毎年5月31日は「世界禁煙デー」。そしてそれから一週間が「禁煙週間」ですよね。 

山梨県では、それに加え、11月9日からの一週間を県独自の禁煙週間「山梨禁煙週間」として、禁煙に向けたサポートや受動喫煙防止などの取り組みを行っています。


そもそもタバコは、室町時代末期から安土桃山時代にポルトガルの宣教師たちによってyacht日本に持ち込まれました。
その当時は、主に煙管(キセル)による喫煙が行われ、江戸時代初期には全国に広がりましたが、非常に高価な”薬品”として普及し、喫煙できるのは裕福な武士か商人だけだったそうです。

山梨は江戸時代、タバコの名産地だったようで、記録によると天保2(1831)年から栽培が行われ、非常に良い品質であったそうです。このタバコは「龍王煙草」と呼ばれ、全国に名声を高めた銘品で、甲州道中と富士川舟運の交通網の発達を支えたものの一つであったということです。

大正初期に、県内のタバコ栽培は養蚕の発達に伴って桑畑が拡大し、次第に断ち切れていきました。


ところで皆さんは、山梨の喫煙率はご存知でしょうか?

平成19年度の厚生労働省「地域保健・老人保健事業報告」によると、virgo女性の喫煙率はほぼ全国平均に並ぶ6.1%でしたが、山梨のleo男性の喫煙率は37.9%。男性の全国平均は27.7%で、県内男性の喫煙率はこれを上回るばかりでなく、全国one位の喫煙率でした!

健康面からするとあまり喜べる1位ではありませんねthink


各自治体にとって「たばこ税」は貴重な財源の一つではありますが、喫煙を原因とする様々な病気があることも確かで、これらにかかる医療費の将来的な抑制対策も必要です。
また、今までタバコに掛けていたお金を他の消費に振り向けた場合、新たな経済活動や雇用が生まれる可能性まであります。

1日1箱400円として、365日で14万6千円・・・2箱ですと・・・・あまりに大きな金額ですねcoldsweats02

「体にもお財布にも悪い」・・・とは思っていてもなかなか出来ないのが、禁煙なんですよね? 

県では、研修を受講した薬剤師さんなどを「禁煙支援アドバイザー」に認定し、今月から
「禁煙サポート薬局・薬店」
が登場しました。
1112.jpg
 
「禁煙サポート薬局・薬店」はこのポスターが目印です。


また、県内92箇所の医療機関で保険を使った禁煙治療が受けられます。
まずは禁煙の専門家に相談してみてください。

山梨禁煙週間のホームページはこちらです。
(禁煙サポート薬局・薬店や、禁煙治療に保険が使える医療機関などが掲載されています。)


smokingタバコの煙は、フィルターを通っていない副流煙のほうが有害です。
「山梨禁煙週間」を、自分や大切な家族など、周りの人々の健康を考える機会としてみてはいかがでしょうか?

 きょうのインデックスは・・・「KOJ」



今週11月3日、甲州種とマスカット・ベリーA種の県産新酒ワイン「山梨ヌーボー」が解禁しましたね。
みなさんもう飲みましたか?
1105-1.jpg

今日は山梨のワイン、特に甲州種のwineワインをもっと知りたい!

ということで、ソムリエール小笠原結花さんに伺いました。
1105-2.jpg 

甲州種は、1000年以上の歴史を持つ日本固有の品種で、そのほとんどがfuji山梨県で生産されています。そのブドウから造られる白ワインは、よい香りで、心地よい酸味と風味を持ったおいしいワインconfident

石河アナは常にpenguin冷蔵庫に冷やしてあるそうです。


そんな、甲州ワインを世界に売り出そうというプロジェクトが、「Koshu of Japan」
その頭文字が「KOJ」なんです。

小笠原さんはKOJのプロデューサーとしても活動されています。


KOJは、主にEUなどへの海外プロモーションを行っていて、今年1月には、世界中からワインが集まるロンドンでプロモーションを行いました。

気になるそこでの評価なんですが・・・

「低アルコールで、心地よい酸味、風味、料理に合う」と非常に高いそうですhappy01


世界的に料理が、日本食をはじめとする「健康志向」へ動いているということで、甲州ワインのような、繊細な料理を引き立てるワインが注目されているそうです。
まさに市場が求めていたワインということです!

世界各地のワイン雑誌で特集されたり、先週は「ニューヨークタイムズ紙」にも「甲州ワイン」の特集が掲載されたそうです。

今後KOJでは、甲州ワインのさらなる品質向上、そして的確な認知度アップと的確な市場獲得を目指していくということです。


airplane世界に羽ばたく「甲州ワイン」。
私たちも、もっと知っておきたいですねhappy01

Koshu of Japan のHPはこちらです

2019年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

カテゴリ