きょうのインデックスは・・・「逸翁」(いつおう)
山梨県韮崎市出身の実業家・小林一三。
阪急東宝グループを起こし、商工大臣なども務め、明治から昭和にかけて、日本の政財界に大きな影響を与えた人物です。
宝塚歌劇団の創設者とも知られていますよね。
石河アナは大の 宝塚ファンなので興味しんしん!
また、小林一三は文化人としても知られ、収集した茶器や日本古美術などを中心とした美術工芸品は、一三の雅号の「逸翁」から「逸翁コレクション」と呼ばれています。
今回はスタジオから飛び出して、山梨県立美術館の春原さんに文化人・小林一三、「逸翁」について伺いました。
小林一三は、 慶応義塾に在学中(17歳の時)山梨日日新聞で 小説を連載していて、卒業後は新聞記者になろうとしていたそうです。
随筆、演劇論、経営書の執筆や宝塚歌劇団の脚本なども手がけています。
また、 茶人でもあった一三は、茶道の世界でも多くの功績を残し、茶道具の収集も行いました。
茶道具のほかにも、日本の絵画や美術品、海外の美術品のコレクションが、現在、「逸翁美術館」(大阪)に収蔵されています。
今回、山梨にやってくる展示物には10点もの重要文化財が含まれ、皆さんがご覧になったことがあるであろう、豊臣秀吉の画像も見ることができます。
「小林一三の世界展 逸翁美術館の名品を中心に」
山梨県立美術館で、10月30日~11月30日まで開催です。
県立美術館のホームページはこちらです。