きょうのインデックスは・・・「やまなし大使」
大使といいますと、手塚治虫さん原作の「マグマ大使」を思い浮かべるお父さん方も多いと思います。
TVでは昭和41年に実写特撮ドラマとして放映。衛星放送で再放送されたりDVDが発売されたりと、「マグマ大使」が密かなブームになっていようです。
マグマ大使は地球侵略を狙うものから地球を守る!とても頼りになる存在です。
「大使」とは、外交官における最上位の称号。
ここ山梨県にも「やまなし大使」という頼りになる方々が存在します。
山梨県は、東京や神奈川などの大都市圏の隣にありながら、富士山をはじめとする豊かな自然環境、フルーツ、さらに温泉やワイン、宝飾など、世界に誇れる観光資源があります。
これら多くの「すぐれもの」をはじめ、山梨の魅力を、全国にPR・情報発信してもらうことを目的に、山梨にゆかりのある、在京の経済人や文化人を中心に委嘱し、現在660人もの方が「やまなし大使」に就任しています。
著名な「やまなし大使」といいますと、落語家の三遊亭小遊三さん、歌手の田原俊彦さん、
レミオロメン、スポーツ界では堀内恒夫さんや岡崎朋美さんら。
また、今年度に新たに、観光キャンペーン「ビタミンやまなし」で山梨の旅行体験記を執筆した
中井美穂さんや、自ら“山梨大好き人間”と称している ふかわりょう さん、歌手のイルカさんと息子さんの神戸冬馬さんなどが就任しました。
先日、東京恵比寿で行われた、ふかわさんの音楽イベントの会場では、ブドウの試食ブースを設けていただくなど、早くも色々な山梨のPRに協力していただいています。
「やまなし大使」の方々からは、山梨の魅力発信のみならず、さまざまな提案が寄せられています。
その中には、「洞爺湖サミットでの県産ワインの使用」や「都内のスーパーマーケットにおける県産ワインコーナーの増設」など、提案から実を結んだものが数多くあります。
毎年この時期に、都内で、「やまなし大使」を対象に「やまなしサポーターズ倶楽部」を開催。
知事自らが県産品などのトップセールスや、協力をお願いしたり、親交を深める場になっていて、毎回、350名近くの「やまなし大使」が参加しています。
また今年は、「やまなしサポーターズ倶楽部in上海」が発足。
中国・上海のメディアや旅行関係者、流通関係者など、約50人でスタート。現地の皆さんからアドバイスをいただいたり、山梨をPRしていただきます。
ぶどうも最盛期を迎え、山梨の“秋”の観光シーズンです。
心強い「やまなし大使」などの後押しで、今年も多くの方がいらっしゃると思います。
より多く方に山梨ファンになっていただくためにも、私たちも1人1人が「やまなし大使」の気持ちを持って、「おもてなし」をしたいですね