きょうのインデックスは・・・「甲斐の国 博物館ネットワーク」
山梨県での博物館の歴史は、戦前の「博覧会」などにはじまります。
常設展示では、1919年(大正8年)に甲府市立動物園が開園、そして、1926年(大正15年)に身延山宝物館が開館しました。
1964年・昭和39年時点では、県内の博物館は5館でしたが、1960年代後半から1970年代にかけて急増して1981年には6倍以上の34館になりました。
そして、現在は公立・私立をあわせると、100以上の博物館や美術館が立ち並び、ここ山梨で様々な文化・芸術を発進しています。
そして、その博物館など県内103の施設が参加しているのが「甲斐の国 博物館ネットワーク」。
こちらのホームページには、様々な施設から情報が寄せられています。
ホームページを見てみると、イベント情報などは、「歴史」「芸術」「自然」「科学」といったカテゴリー別に紹介されているので、好きな分野の情報を早く得ることが出来ます。
「甲斐の国 博物館ネットワーク」のHPはこちら
このネットワークを活かして、施設の情報交換を密にするための定期的な会議の開催や、官・民それぞれの特徴を活かした集客の向上などに取り組んでいます。
これまでも、博物館所蔵の収蔵品にまつわる土地を巡る「収蔵品ゆかりツアー」や、ミレーの絵の貸出などを通じて県民文化の向上を図る「アートミュージアム・ネットワーク事業」などを実施してきました。
さて、そんな県内の博物館・美術館が、小・中学生の皆さんの自由研究をお助けするプロジェクトが開催されます。
その名も「夏休み自由研究プロジェクト2010」
7月19日(月・祝日)には、「『夏休み自由研究プロジェクト2010』合同プレゼン」と題して、県内の博物館や美術館が、アイメッセ山梨に集結します。
「歴史」、「産業」、「文化」、「芸術」、「自然」、「科学」の各分野の専門家が、あなたの自由研究の相談に乗ってくれるんです。一日でいろんな情報が得られるチャンスです!
合同プレゼンは今月、7月19日(月・祝日)、午後1時30分から午後4時30分まで、
会場は甲府市大津町にあるアイメッセ山梨です。事前の申込みは不要で、基本的に参加費無料です。
(内容によって材料費が必要な場合あり)
また、このイベントの後も、県内の博物館や美術館では、夏休み期間中(7/20~8/31)、小中学生を対象に自由研究のヒントを提供してくれます。
夏休みの自由研究を何にしようか悩んでいるお子さん、また、子どもの夏休みの自由研究で困っている親御さんは、7月19日の合同プレゼンや、夏休み期間中に、自由研究のヒントを用意している県内各館に足を運んでみてはいかがでしょうか?