1.開催日時
2018年11月28日(水曜日)午後3時00分~午後4時00分
2.開催場所
山梨放送本社六階大会議室(甲府市)
3.出席者
・第60期山梨放送番組審議委員
丸茂紀彦委員長
粟井晶子副委員長
大谷善邦委員
佐野夢加委員
野田典委員
福田六花委員
(欠席)氏原敦委員
・山梨放送
代表取締役常務・篠原公男
取締役相談役・中村一政
編成局長・有泉裕人
報道局長・武井功
ラジオセンター長・石川治
技術局長・飯田圭滋
営業局長・保坂律夫
審議室長・土橋巧
ラジオセンターラジオ制作部長・佐藤かおり
(欠席)代表取締役社長・野口英一
4.報告
①放送再免許交付について
冒頭、代表取締役常務・篠原公男より、山梨放送が放送再免許(テレビ・AM・FM、平成30年11月1日より5年間)が交付されたことを説明した。この際、総務大臣より放送局に示された「平成30年地上基幹放送局の再免許に当たっての要請」について番組審議会に説明した。
要請は「放送法の順守」「人権・児童等への十分な配慮」「字幕放送、解説放送等への取り組み」「災害放送の充実」など9項目。篠原が「災害放送への要請は強く感じている。県民の命を守る放送に繋がるように努力する」と述べたことに対して、丸茂委員長から「放送がなくなることは県民が困ることに繋がる。山梨放送は現状を維持して、さらに努力・発展をしてほしい」と要請した。
②その他
・「平成30年度日本民間放送連加盟賞受賞」(ラジオ2部門)の報告
・2018年12月-2019年1月のラジオ、テレビ番組改編について
・同テレビとラジオの自社制作番組の編成予定について
・視聴者からの意見(2018年11月22日~11月25日)を報告
・YBSエフエム補完放送の現状について
5.審議
〈テーマ〉YBSラジオ
「はみだし しゃべくりラジオ キックス」
(11月15日 13時30分~16時30分放送)
委員からの主な意見は以下の通り。
◆ラジオはながらで聞くメディアでありテンポある会話が必要。この日の放送は息のあった会話で聞きやすかった。
◆番組は出演タレントのパーソナリティーがすべて。この日の出演者は見識のある方であるが、人の話しの腰を折るのが気になった。これが芸風であるけど優しさが感じられず残念。ゲストに失礼な言い方もあった。
◆コメントとして「死ぬほど…」という言葉があったが、このような言い方はやめるべきだ。例えば余命を宣告された方々も世の中にはいて、どのように受け止められるかと考えれば配慮すべき。
◆冒頭からタイトルコールまで15分間も話し続けており、この部分が何をやっているのか良く分からない。
◆いわゆる下ネタトークが多くやや気になった。
◆番組パーソナリティーが毒舌であることはあって良いが、それは相手をフォローするバランスの問題である。それが欠けていたと思う。
◆生放送で演奏が聴けるのはラジオならでは。こういう企画をもっとやってほしい。
◆スコーパーは大きな宣伝効果があると思うが、今回はスコーパーとスタジオとの掛け合いが多くて、訪問先の情報がかすんでしまった。訪問先の出演者のコメントが少なかったが、事前の打ち合わせを十分に行うべき。
〈 社側回答 〉
◆3時間30分という長い番組の中に色々なコーナーがあるのに、これらをひとつにして長時間の番組にする理由は何か?
⇒リスナーの生活に即した番組作りとなっている。長い時間放送することで、番組内容がリスナーの反応に繋がるメリットがある。また生放送を続けることで、いつ来るか分からない災害発生時にいち早く対応できるというメリットもある。
◆この番組はどのような人たちをターゲットにしているのか。
⇒40代から60代をターゲットにしている。
6.次回
第621回番組審議会は2019年1月23日(水曜日)に開催予定。
以上