第611回山梨放送番組審議会
1.開催日時
2018年1月31日(水)午後3時00分~午後4時00分
2.開催場所
山梨放送本社六階大会議室(甲府市)
3.出席者
・第59期山梨放送番組審議委員
遠藤俊郎委員長(山梨学院大学スポーツ科学部学部長)
岸本務副委員長(共信冷熱株式会社代表取締役社長)
榊原まゆみ委員(健康科学大学産前産後ケアセンター長)
藤森千秋委員(朝日新聞社甲府総局長)
古川周賢委員(乾徳山恵林寺住職)
(欠席)
神宮司彩委員(イラストレーター)
志村優委員(株式会社クリーニング志村代表取締役社長)
・山梨放送
代表取締役社長・野口英一
代表取締役常務・望月俊相
常務取締役営業本部長兼ラジオ本部長・篠原公男
取締役相談役・中村一政
放送本部長・有泉裕人
技術担当・飯田圭滋
審議室長・土橋巧
ラジオ制作部長・石川治
4.報告
・2月期のラジオ、テレビの番組編成を説明。
・2017年11月20日~2018年1月28日の間に視聴者から寄せられた問い合せ、意見、苦情等の概要を説明。
5.議事
【議題】
YBSラジオ エフエム開局記念特番
『ナチュラルクワイエットを求めて』
(2018年1月28日 日曜日 18時00分~18時50分放送)
主な意見は次の通り。
◆日常から隔絶された静けさに価値があり自然音として存在していることを改めて知る内容であり、勉強になる番組だ。
◆雑音の少なさ、ステレオ放送などエフエム電波の利点を最大限生かした番組であり、新鮮でもあった。迫力もある。
◆映像の番組と違い、音声だけの番組では聞き手が情報を取りに行く姿勢を持つ。ラジオがエフエム化になって、このように聞き方が変わることは音に耳をすませようというメッセージでもある。今後は番組作りの在り方も変わっていくかもしれない。
◆番組で取り上げた小久保隆さんは世界的に権威ある方であり、このような人を起用できたことに放送局としての努力を感じる。
◆自然には多くの音があることに気づかされる番組であった。ナレーションのBG(背景)にも自然音が流されていて効果を上げていた。ただ自然音にシンセサイザーの音がミックスされており、果たしてこれもナチュラルクワイエットと言えるのか個人的には整理できなかった。
※上記意見に対して他委員からは「シンセサイザー音は、自然音を加工して作ったものであると思われ、自然音の一環ではないか。どこまでのレベルをナチュラルクワイエットとするかは個人によって見解も異なるのであろうから、小久保さんはそのように考えているのではないか」との意見も出された。
・小久保さんのコメントで「近年は武川(町)でもナチュラルクワイエットがとれなくなってきている」という問題提起は行政にも投げかけてもらいたい。
6.次回
次回は2018年2月28日に開催予定。
以 上