第607回山梨放送番組審議会
1.開催日時
2017年8月23日(水曜日)午後3時00分~午後4時00分
2.開催場所
山梨放送本社六階大会議室(甲府市)
3.出席者
・第59期山梨放送番組審議委員
遠藤俊郎委員長(山梨学院大学スポーツ科学部学部長)
岸本務副委員長(共信冷熱株式会社代表取締役社長)
榊原まゆみ委員(健康科学大学産前産後ケアセンター長)
志村優委員(株式会社クリーニング志村代表取締役社長)
神宮司彩委員(イラストレーター)
古川周賢委員(乾徳山恵林寺住職)
(欠席)
藤森千秋委員(朝日新聞社甲府総局長)
・山梨放送
代表取締役社長・野口英一
代表取締役常務・望月俊相
常務取締役営業本部長兼ラジオ本部長・篠原公男
取締役相談役・中村一政
放送本部長・有泉裕人
技術担当・飯田圭滋
審議室長・土橋巧
テレビ制作部長・荻野弘樹
4. 報告
・9月期のラジオ、テレビの番組編成を説明。
・2017年7月24日~2017年8月20日の間に視聴者から寄せられた問い合せ、意見、苦情等の概要を説明。
5.議事
【議題】YBSテレビ
ダイドードリンコスペシャル
「つなぐ」~丹波山村 祇園祭 ささら獅子舞~
(2017年8月13日(日曜日)12時00分~12時55分放送)
主な意見は次の通り。
◆長く取材に取り組んでいることがわかった。祭りは日本の文化であり長く続かせるために(番組にすることで)良いPRになると思った。
◆番組は初期の段階から取材が続けられており、きちんと内容が伝わった。過去の映像もあり、大変貴重である。
◆番組では男性ばかりが取り上げられており女性が出てこないことは(描かれておらず)分からなかった。
◆祭りの内容は詳しく描かれ理解できたが、いずれも村人を描いているため、外部からの参加者や観光客など、外からの視点にかけていた。
◆番組の最後で、(ナレーションで)祭りを次世代の人へ繋いでいきたい―と綺麗にまとめられていたが、現実には村には次世代の人が居ないという問題があり、解決策が提示されていなかった。
◆番組は村の様子をうまくすくっていて問題点も描かれていた。いずれは無くなってしまうかもしれない祭りを残すことに(番組の)意義がある。
◆祭りが人から人へ受け継がれることを考えると、祭りが心を「つなぐ」というテーマは良かった。ナレーションも耳当たりがよかったが、獅子舞の種類の説明が分かりにくかった。
◆村の今を伝えることに軸足を置いているが過去の様子などと対比する部分の伝え方に深みが足りなかった。この辺りに踏み込めば光と影といった重層的な表現ができてテーマが視聴者により届いただろう。
6.次回
第608回番組審議会は9月27日(水)開催予定です。
以 上