2017年1月アーカイブ

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第601回山梨放送番組審議会
 
1.開催日時
 2017年1月25日(水曜日)午後3時00分~午後4時00分
 
2.開催場所
 山梨放送本社六階大会議室(甲府市)
 
3.出席者
・第58期山梨放送番組審議委員
  平出亘委員長  
  植野映子委員
  遠藤俊郎委員
  大谷善邦委員
  津金洋一副委員長
  天谷要一委員  
  保科千春委員
  
・山梨放送
  代表取締役社長・野口英一
  代表取締役常務・望月俊相
  取締役相談役・中村一政
  放送本部長・吉岡俊昭
  技術担当・八巻信也 
  ラジオ本部長兼営業副本部長・有泉裕人
  審議室長・土橋巧
  ラジオ本部ラジオ制作部長・石川治
 
4.委員交代
 日原達仁委員の申し出により、2016年12月31日をもって委員を退任。代わって遠藤俊郎氏が交代委員として委嘱された。山梨放送番組審議会規定に従い遠藤委員は2017年1月1日より6月30日まで第58期の委員に就任した。
 
〈遠藤俊郎委員〉
 山梨学院大学スポーツ科学部学部長(教授)、スポーツメンタルトレーニング上級指導士。甲斐市在住。61歳。
 
5.報告
 ・2月期のラジオ、テレビの番組編成を説明。
 ・2016年11月28日~2017年1月22日の間に視聴者から寄せられた問い合せ、意見、苦情等の概要を説明。
 
6.議事
 【議題】
  YBSラジオ
   『 ふるさとを創った男 ~甲斐拓者・小林一三~ 』
    (2017年1月21日(土) 18時00分~19時00分放送)
 
主な意見は次の通り。 
 
■ラジオドラマは耳を通じて、どれくらい精神に訴えることができるかが求められる。その意味で効果音、表現、臨場感もあって良かった。作りはシンプルであり退屈しなかった。
 
■小林一三役のマキタ・スポーツさんには台詞の抑揚がほしかった。イメージもできてしまっているので、役として適切であったのかと感じた。
 
■ドラマ内の言葉使いで、甲州弁や関西弁、標準語が交錯していた。これは、場面を知るうえで残念であった。この点をもっとしっかりしてほしい。
 
■ドラマは山梨だけで放送するのはもったいない。再放送を全国で行ってほしい。
 
■どん底まで落ちた小林一三が、どうやって成功に至ったかなど、アイデアのきっかけやいきさつなどを、もっと詳しく伝えてほしかった。
 
■日曜日の夕方6時からの放送は、家族が集まっている時間帯であり、放送時間として良かった。
 
■このような山梨の先人、偉人を取り上げることは、今を迷っている若者たちにとって方向性を植え付けてくれるのではないか。小林一三以外の人たちも、これから取り上げてほしい。
 
■小林一三は国務大臣を務めているが、この下りが描かれていないのは残念だったが、60分の番組で表現するのは難しいかもしれない。小林一三にはたくさんのトピックスがあり、60分番組では物足りなかった。
 
■タイトルは『 ふるさとを創った男 ~甲斐拓者・小林一三~ 』であるが、小林の業績は、いわゆる甲州財閥とは毛色が違い、果たして「ふるさと」というタイトルが適切であったのかどうか疑問がある。小林一三は、「ふるさと」を超えたもっと濃いものであったのではないか。
 
7.次回
 第602回山梨放送番組審議会は2017年2月22日に開催予定。
 
 
以 上