第594回山梨放送番組審議会

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第594回番組審議会
 
1.開催日時
 2016年4月27日(水曜日)午後2時30分~午後3時20分
 
2.開催場所
 山梨放送本社六階大会議室(甲府市)
 
3.出席者
・第57期山梨放送番組審議委員
  田中好輔委員長
  五緒川津平太副委員長
  尾松 智委員
  河原理子委員
  木田和委員
  山村宏樹委員
 (欠席)
  市村 悟委員
  
・山梨放送
  取締役副社長・中村一政
  取締役常務・望月俊相
  放送本部長・吉岡俊昭
  技術担当・八巻一也
  ラジオ本部長兼営本部副本部長・有泉裕人
  審議室長・土橋 巧
  テレビ編成PR部長・保坂律夫 
 
4.委員の交代
 田中克直委員は業務上の事由により3月31日で退任し、後任の尾松智氏が4月1日付で新委員に就任した。
 尾松智委員は国土交通省関東地方整備局甲府河川国道事務所長で、田中克直前所長の後任。
 
5.報告
 ・番組種別放送時間(2015年10月-2016年3月)について、山梨放送は放送法に従い、集計結果を番組審議会において遺漏なく報告した。これに対する意見等はなかった。報告内容については山梨放送公式ホームページで公開。
 ・5期のラジオ、テレビ番組編成を説明
 ・3月28日~4月24日に視聴者から寄せられた問い合せ、意見、苦情等の概要を説明
  
6.審議
 【議題】YBSテレビ  
  『YBSワイドニュース』
    (2016年4月18日(月)~22日(金)18時15分~19時00分放送)
 
 主な意見は次の通り。
 
■ニュースはどこまで踏み込んで伝えるかという問題があり、自分であったらどうするだろうという判断材料になるのが番組である。特集では、その材料が足りない感じがあり、少ない情報量ではかえって視聴者を混乱させてしまう。
 
■報道番組として県民との一体感を感じる作りだと思う。エンディング映像はとてもきれいであり、毎日の生きている実感を味わえるシーンだ。ここは続けてほしい。
 
■裁判のニュースで検察側の陳述が断定的表現に聞こえる場面があった。裁判中はあくまでも事実の確定前であり視聴者に対して誤認となるような表現にならないように工夫が必要である。
 
■容疑者の写真使用について古いものを使用しているケースがあった。今の風貌とかけはなれていることもあり、使用決定にあたっては社内でどのような議論があったのであろうとか感じた。
 
■撮影日と放送日で天気が違っている場合があったが、その旨を断っていたので誠実さが感じられた。一方で、原稿内容とスーパーが食い違っているものがあった。内部のチェック体制や意思疎通はどのようになっているのかと感じた。
 
■淡々と流れていく構成であり、メリハリをつけると幅広い層に視聴されるのではないか。そのような工夫があっても良いと思われる。
 
■スタジオが全体に白いイメージであり、画面上の映像が浮いたように感じる。
 
■キャスターは山梨県のことを単に「県」と表現するが、他県の出来事も混じる場合は視聴者にわかりにくくなる。「山梨県」と表現すべきでないか。両キャスターについては好感があり、酒井キャスターのコメントは適切で上手であった。
 
■ニュースを伝える場合は視点を定めた方が良いと思う。コメンテーターを入れて解説をしてもらったらどうか検討もしてほしい。
 
■スポーツコーナーでは競技選手の生の声を少しでも入れてほしい。
 
7.次回
 第595回審議会は2016年5月27日に開催予定です。
 
 
以 上