1.開催日時
2013年11月27日(水曜日)午後3時~4時00分
2.開催場所
山梨放送本社(甲府市)六階大会議室
3.出席者
・第55期山梨放送番組審議委員
堀込丹委員長
新藤恵副委員長
気賀沢祐介委員
小林政雄委員
小宮広督委員
田中俊男委員
平塚恭子委員
・山梨放送
代表取締役社長・野口英一
代表取締役専務・中村一政
取締役営業本部長・篠原公男
取締役放送本部長・望月俊相
報道担当・吉岡俊昭
ラジオ本部長・有泉裕人
テレビ制作部長・浅川俊介
審議室長・土橋巧
4.報告
・放送免許の再交付、及び総務大臣からの要請
中村より委員に対して以下の通り説明。
10月25日付で総務大臣よりラジオ、テレビの放送免許の交付を受けました。期間は平成25年11月1日より平成30年10月31日までの5年間。
今回の再免許交付に際しては総務大臣より山梨放送に対して「平成25年の地上基幹放送局の再免許に当たっての要請」が提出され、番組審議会に対しても要請内容の周知を指示されており、その内容を説明します。
①放送に携わる者の放送倫理の向上に努めること。やらせや虚偽の放送、また、放送に携わる人間の薬物使用など、倫理の点で注意をすること。
②番組の制作に当っては人権及び児童、青少年に与える影響に十分配慮するとともに、関係法令を順守すること。
③番組の充実向上を図るため放送番組審議機関及び番組考査機構の機能の発揮に一層努めること。
④地域に密着した放送番組、地域からの情報発信に努めること。
⑤障害者に分かり易い放送に努め、字幕放送、手話放送を積極的に取り入れること。
⑥東日本大震災の経験を踏まえて、災害時の放送にしっかりと備えること。特に災害時に放送できなくなったということのないよう、事業継続のために二重、三重の投資をして、災害放送に備えること。
⑦デジタル放送の混信等について、しっかりと対策に努めること。
⑧難視対策については、対象地域に住んでいる方へ十分説明を尽くすこと。
⑨デジタル放送の特徴を生かした放送サービスの充実に努めること。
⑩ラジオ中継局を整備し難聴の解消、特に都市型難聴についてはしっかりと対策をとること。
・12月期及び2014年1月期のテレビ、ラジオの特別番組、自社制作番組の編成予定を説明
・日本民間放送連盟全国大会開催とYBSラジオ番組の日本放送文化大賞受賞
・2013年9月16日-10月20日の訂正、取消放送の実施状況について説明
5.審議
2013年11月2日(土) 10時30分-11時25分放送
YBSテレビ
YBSふるさとスペシャル
『「歩け105㎞、こころの限り」~復活!甲府一高強行遠足~』
各委員からの主な意見は次の通り。
■「強行遠足に取り組む生徒たちの頑張りが良く描かれていた。正月に帰省した人たちにも見せてあげたい。感銘を受けた」 ※2014.年1月3日に再放送を予定
■「7割の生徒が強行遠足を肯定的にとらえたという説明だったが否定的な考えの生徒が最後に何を感じたのかを描いてほしかった。」
■「疑問点として、強行遠足が短縮になった原因である交通事故で亡くなった生徒の親が、この復活を受け止める心情をもっと知りたかった。また復活に際しての同窓会や父兄などの苦労を描いてほしかった。」
■「欲を言えば沿道の人たちの様子なども詳しく知りたいが、今回はとても良いストーリーに出来上がっていた。今後もこのような作品があればと期待する。」
■「強行遠足復活までの関係者の思いと努力をテーマにして制作されても良かったのではないか。」
6.審議内容の公表
山梨放送では放送法に基づき、審議内容の概要を、同日のテレビ「YBSワイドニュース」とラジオ「ニュースアップ」、及び12月8日放送の「あなたとYBS」で放送するととともに、審議会翌日付の山梨日々新聞紙上に掲載しました。
議事録は本社事務所にて保管しました。
7.次回
12月の番組審議会は休会。第571回番組審議会は2014年1月29日に開催予定です。
以 上