第564回放送番組審議会

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1.開催日時 
 2013年4月24日(水曜日)午後3時~4時15分


2.開催場所
 山梨放送本社(甲府市)六階大会議室


3.出席者
・番組審議委員(定数8人)
 荒木正人委員、石田千尋委員、剱持英紀委員、五味礼治委員、角田恵委員
 (欠席委員3人)
・山梨放送
 代表取締役社長・野口英一、同専務・中村一政、取締役営業本部長・篠原公男、取締役放送本部長・望月俊相、ラジオ本部長・有泉裕人、テレビ制作部長・浅川俊介、テレビ編成・PR部長・保坂律夫、審議室長・土橋巧


4.議題
①審議
 テレビ番組「ててて!TV」
 (4月1日~5日、午後4時20分より放送)
②報告
 ・5月期テレビ、ラジオの番組編成予定
 ・視聴者からの意見、要望、問い合わせの概要(2013年3月25日~4月21日)
 ・番組種別放送時間(2012年10月~2013年3月)
 ・その他


5.審議内容
 4月期改編の新番組「ててて! TV」を各委員が視聴して内容について審議した。
 委員からの意見の概要は次の通り。

■県民総参加を打ち出したローカル局ならではの番組と感じる。全体的に明るく軽妙な印象で、情報も充実している。山梨放送が新しい県民向けの番組を作ろうという意気込みを感じ、徹底的に地域密着にこだわったことで、地方局の本領を発揮した番組だと思う。

■全体がアップテンポであり、情報を確実に伝えるためには、ややせわしない感じを受ける。また、この週の中継は随所にぎこちなさを感じ、バタバタした感じもあった。アナウンサーのインタビューの仕方や、安心して見ることができるように、今後は立ち回りも含めた経験を重ね、改善をしてほしい。

■しっかりした軸を定めた番組作りが求められる。番組にサブタイトルを付けるなど、「こういう番組だから見よう」といった切り口を提示することが大切だ。視聴対象層のターゲットを絞ることで軸が決まってくるのではないか。夕方4時20分からの番組は、主婦が集中して見られる時間帯ではないので、今後はPRなどに様々な工夫が必要だろう。

■比較的、高齢者層の視聴が多い時間帯と思われるので、番組内にキャラクターを作ったり、レギュラー出演者に子役やおじいちゃん的存在の人を加えるなど、お茶の間的雰囲気で制作すると視聴者にもっと身近かに感じてもらえるのではないか。

■冒頭のニュースは画面で4つの項目を表記しているが2つしか紹介されていなかったので違和感がある。紹介本数を増やしたほうがいい。紹介できない場合も、続く「YBSワイドニュース」でお伝えする断りを明示したほうが視聴者に分かりやすい。

 山梨放送では、番組審議会の意見を今後の番組作りに生かしていきます。


6.審議内容の公表
 山梨放送では、審議内容の概要を、同日のテレビ「YBSワイドニュース」とラジオ「ニュースアップ」で放送するととともに、4月25日付の山梨日々新聞紙上に掲載しました。  
 また4月28日放送の「あなたとYBS」で、番組審議会の内容を紹介し、議事録は本社事務所にて保管しました。


以 上