県内で今年、「劇症型溶血性レンサ球菌」への、感染が確認された7人のうち、2人が死亡していたことが分かりました。 「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」は溶連菌の感染により、まれに発症するもので、症状が急激に悪化するのが特徴です。 手足の壊死や多臓器不全などを引き起こして死に至るケースもあり、「人食いバクテリア」とも呼ばれます。 県によりますと、今年はすでに7人の感染が確認され、記録の残る2007年以降、最多となっていますが、このうち60代以上の2人が死亡していたことが確認されました。 県は「感染の絶対数は少なく、日常生活に影響はない」とした上で、手洗いなど基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。
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