3月23日放送
 
雑木林の中も、湖畔も、春の足音が聞こえてきました。
山麓に緑が目立ち始めました。
 
花が咲いているものもあります。
 
 
・・・
 
 
本栖湖に来てみると、雲の中から真っ白な富士山が頭を出していました。
ようやく、まとまった雪が降ったようです。
 
しかしながら、湖畔はもう春。
魔法使いの杖で有名なニワトコ(接骨木)も冬芽が終わり、新しい芽が芽吹き始めました。
 
 
しばらくすると、竜ヶ岳(りゅうがたけ)では「滝雲」が。
湿った重い雲が、峠を乗り越えて滝のように落ちてきました。
3月23日放送
 
雪がなく、茶色い森の中で他の色は見つかるのでしょうか。
 
 
山頂付近に、雪が降った翌日。
しかし、この程度の薄い雪ではすぐに溶けてしまいます。
 
 
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標高5、600メートルの雑木林の中には黄色いものが。
 
ヘビヌカホコリという、粘菌です。
網目のような形。ポピュラーな変形菌のひとつです。
 
全く動かない、ミカドフキバッタ(帝蕗飛蝗)がいます。
カビ菌が体内に侵入し、生きたままカビてしまったのです。
 
雪が降らず、乾燥している林の中は、秋から時が止まってしまったようです。
3月16日放送
 
雪の少ない今年の冬を、いろんな場所から観察します。
 
前回の御殿場に続いて、静岡側の朝霧高原を訪れました。
 
雪の降る予報も出た一番寒い時期だというのに雪は全くなく、秋と変わらない景色です。
 
 
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梨ケ原にも行ってみました。
ススキがたなびき、秋の風景のような趣です。
 
河口湖には、カワアイサ(川秋沙)の群れです。
今年は、数が少ないように見えます。
 
雪の少ない冬ですが、これから水分の多い重い雪が山麓を覆うこともあるのです。
3月9日放送
 
御殿場側からの、富士山です。
1月下旬、春の気配を探しに東側へとやってきました。
 
いつもより、あたたかく感じる冬。
風で雪が溶けてしまっている部分はありますが、富士山は例年とそんなに変わりのない様子です。
 
 
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休耕田近くの野原では、春めいた陽だまりに咲くオオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)のかわいらしい花も。
 
梅はさすがに…、と思ったら、もう花が咲いています。
 
峠をひとつ越えて南側を少し歩くだけで、季節の移り変わり、春の到来を実感することができました。
3月2日放送
 
あたたかな日、サルたちが森の中を動き回っていました。
 
河口湖を望む御坂山塊にやってきました。
 
平年より気温が高く、あたたかな日。
天下茶屋の近くの、森の中に入ると…、何か、ゴソゴソと、音がします。
 
ニホンザルです。
 
 
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お腹がいっぱいになれば…、ひと休み。
毛づくろいをしたり、ひなたぼっこをしたり。
 
厳しい冬を越えてきたサルたちも、春の訪れを待ち望んでいるようです。
2月23日放送
 
あたたかい冬、樹海の中には雪が全くありませんでした。
 
冬の本栖湖にやってきました。
冬でも、本栖湖が凍ることはありません。
 
いるのは水鳥だけ。深い湖は静寂に包まれています。
 
樹海の様子も見てみましょう。
精進湖から、富士山に向かって歩きます。
 
 
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森の中にできた水溜りは、鳥たちのオアシス。
 
余程のどが渇いていたのか、普段は群れで暮らすアトリ(獦子鳥)が1羽だけ。
ヒガラ(日雀)やシジュウカラ(四十雀)もやってきました。
 
辺り一面、雪に覆われていてもおかしくない、この時期。
このまま、雪は降ることなく、春を迎えてしまうのでしょうか。

2月16日放送

 

水面に張る氷はまだまだ薄く、なかなか分厚くなりません。
 
寒い朝。
 
富士吉田の田んぼが、凍っています。
 
休みを迎えた田んぼに水を張っておけば、凍ることで害虫を駆除することができます。
 
 
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精進湖へ移動してみると…、氷の割れる音です。
 
強風にあおられ、沖から岸辺に押し出され、次々と割れていきます。
 
まるで、ガラスのようです。
 
凍ったり溶けたりを繰り返し、分厚い氷となりますが、今年はなかなか厚くならないようです。

2月9日放送

 

天気が一変し、恐怖を感じるほどの突風が吹き荒れました。
 
山中湖、北は晴れているのに富士山を挟んで南側、静岡県側にぶ厚い雲がかかっています。
 
雪雲です。
 
駿河湾からあたたかい湿った空気が運ばれ、富士山をはさんで天気が一変します。
 
 
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砂けむり舞う、梨ケ原の様子を見に行きましょう。
 
すっぽりと雲に覆われて…、梨ケ原に冬の嵐が吹き荒れていました。
経験したことのないような、強い風です。
 
三脚も飛ばされそうになり、押さえるので精一杯。
すすきもちぎれて、飛んで行ってしまいます。
 
恐怖を感じさせる、冬特有の突風。
 
山麓では、こんな日もあるのです。
2月2日放送
 
 
雪の降った翌朝、煙のように雪が飛ばされていました。
 
鳴沢村から見える、冬の富士山です。
雲が多く、山頂はよく見えません。
 
この雲は雪を降らせる雪雲です。
こんなにたくさん発生しても、この日、雪が降ることはありませんでした。
 
 
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山肌をなめるようにどんどん飛ばされていく雪。
白い雪煙が舞い上がる様子は幻想的ですが、数日続けば、また地表がむき出しになります。
 
下山道がくっきりと見えてきました。
飛ばされては積もり、また飛ばされてを繰り返し、富士山の雪は積もっていくのです。
1月26日放送
 
 
忍野村の休耕田、あらゆるものに霜が降りていました。
 
風のない、冬晴れの、寒い朝。
忍野村の休耕田は、一面、真っ白になっていました。
 
 
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野バラ(野薔薇)の真っ赤な実も、びっしりとついた霜で色がわからなくなってしまいました。
 
ツメクサ(爪草)の葉っぱには、霜でれいな飾りがつけられました。
 
日が昇り、1時間もするとすべて溶け、氷の世界は消え去ります。
 
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